店とお客がWin-Winになれる宴会対策を考えよう！
一気に客数を確保できる大人数の宴会利用は、店にとってうれしいもの。
ただし大量のオーダーで現場のオペレーションが乱れないためにも、宴会向けのメニュー対策は不可欠です。
フードに関しては、コースメニューや盛り合わせメニューを用意するのが一般的です。
いずれもある程度仕込みがきき、また宴会がスタートしてからの調理スケジュールも組みやすいといったメリットがあります。
ただし、店都合と感じられる対策では支持は得られません。
一様にコースや盛り合わせに誘導されるのに抵抗感をもつお客も多いでしょう。
第一に大切なのは「お値打ち感」です。
看板料理や人気メニューを盛り込んだり、高級食材を使ったりして満足度を高めつつ、一方で鍋料理やごはんものなどを巧みに組み込んで適正な原価率に落とし込むのは店側の腕の見せどころでしょう。
そのうえで、価格と品数の異なる複数のコースや盛り合わせを置いたり、料理の一部は数種類の中から選べるなど、お客のニーズや好みにより的確に応える設計にすれば、注文率はさらに高まるはずです。
写真はいそべぇいそべです。
