飲食についてのブログ

【上田秀樹】飲食の世界に入り23年!飲食業に無限の可能性を感じています。飲食業についてブログを更新して行きます!

食器

料理が顔なら食器は髪型です。

顔の雰囲気って髪型で変わると聞きますが、料理も食器で見た目も変わります。

一般的に黒い食器は高級感が感じる色で手が出やすいと教えてもらった事があり確かに僕が買う食器は黒い食器が多かったです。
色々な店舗で働く機会が最近多く色々な食器を見るんですが僕が一番気に入っている食器が淡い青いすり鉢型の食器で、使いやすくいつか自分も欲しいと思いました。
今まで黒や濃い茶色を主に使って来たので淡い青がこんなに色々な色と合わせやすいとは思いもしませんでした。

食器1つでもお店の雰囲気や客単価も含めて変わると思い単価を上げていく姿勢も食器1つに込めたい思いが僕はあります。

毎日の作業で同じ食器を使い続けると僕は飽きてくるんですが、昔に陶芸で自分の為に作った食器だけは、未だに家でご飯食べる時もなんていびつな茶碗なのかと愛くるしいところが飽きなくて自分の茶碗を作ってホンマに良かったと思っています。

焼きあがりがこの写真です!

残念ながら紅葉は残らなかったです笑


陶芸はほんとうに楽しくて、経験がない方は是非ともオススメします。
いつか自分の店が出来たら食器が自分で作った物なら飽きる事無く盛りつけ出来るだろうと思い陶芸ももっと時間を作って行きたいです。

日本料理の基本で五味五色と青黄赤白黒(しょうおうしゃくびゃっこく)があります。
青黄赤白黒は料理全体のバランスで色を使えば必ず見栄えが良い料理になります。
五味五色は一品で考えて作ると良い見栄えの料理が出来ます。
ここに1つ食器の色も加わり食器も大事な色の1つと考えます。

料理はやればある程度なら今の時代誰でもすぐに出来てしまうスキルであり1品だけを比べるならプロと素人の差は色をどう楽しむかどうかで経験の差がでると思います。プロが料理の色を意識した食材の重ね方は素人の人はすぐに浮かばない事から料理は奥が深いと僕は思います。

長らく10年ぐらいそこまで意識して僕も料理を作っていないんですが、他店より目立つ料理はメインの内容もなんですが、簡単なオペレーションを意識した内容の盛りつけよりきちんとした盛りつけも凄く重要な事なんだなと最近よく考えます。

もともとお客さんは非現実?なんかな?そこにお金を払っているのだから必ず家で出来ない事や家でやるには面倒臭い事を飲食店がやり、食器1つでも付加価値を付けて、付加価値に対してお金を頂くべきだと僕は思います!

付加価値とは全てにおいてあるべきで料理だけじゃなく接客やおもてなしや空間も大事だと思いもっと自分の意識を高めて周りに伝えれる人間に僕はなりますが、そうなる為には自分のプライベートを充実させる事が一番重要ではないかと最近嘘をついた事で奥さんを怒らせてしまいホンマに反省してます。



皆様も友人彼女奥さんに嘘だけは気おつけましょう!
僕は奥さんと一緒に作った夫婦茶碗が割れないよう反省しよう!