飲食についてのブログ

【上田秀樹】飲食の世界に入り23年!飲食業に無限の可能性を感じています。飲食業についてブログを更新して行きます!

朝5時から深夜1時30分

昔19歳〜20歳の時社員として、神戸のラーメン屋さんで働いていました。

出勤が朝5時30分出勤で間3時間休憩を挟んで深夜1時30分まで働いて、翌朝5時に起きると言う今の時代では考えれないシフトが組まれていました。


6時から豚骨スープを仕込むのですよ。昔過ぎて余り覚えて無いんですがたしか数十キロの寸胴に30キロぐらいの豚骨を入れて火を入れ、沸騰して来たら木の細い丸太で寸胴の中を15分に一回叩いて混ぜる作業を数時間繰り返して、その傍らに鶏の骨を洗い血抜きして寸胴で浅く炊いたスープと豚骨と同じように鶏も叩いて混ぜるスープを仕込みます。


3種類のスープ
豚骨スープチンタンスープパイタンスープを作ります。
もうこれが辛いのなんの!!
まず作業の過酷さに人生で初めて仕事で辛く泣いた思いでがあります。
今は少しずつ回復していますが過去のトラウマで豚骨ラーメンの匂いを嗅ぐと仕込みの辛さを思い出すのか豚骨ラーメンが食べれなくなり食べると吐いて戻してました。


その他にも味付け卵やチャーシュースライスやチャーハンを作って炊飯器に入れたり、野菜カット一品料理の仕込みなど他にも沢山の膨大な仕事を全て押し付けられていました。当時は若くあたりまえと思い働いていたし、10時ぐらいに上司が出勤して来てもなんの疑いも無かった。今の若い子は情報がすぐに手に入るので羨ましいしあの当時はブラック企業なんて言葉は無かった。


それでも思い返すとなんか楽しかったな〜と、上司とパチンコの話しや上司に消費者金融の借り方を教えてもらって、消費者金融から借りたお金を全部ギャンブルと風俗で無くし必死こいて働いていた。
今の自分から過去の自分を見て、なんて馬鹿な20歳だと思いますが、今は情報がすぐに手に入る時代だし最近こんな馬鹿な若い子って少なくなったなぁと書いて思いました。


それでも自分が35歳になりたま〜に出会える20歳ぐらいの馬鹿な子を見るとそれはそれで心が躍ると言うか、周りも見えない欲望に真っ直ぐな人間って輝いていると僕は思います。
大体そう言う人は儚く散って行きますが笑!
馬鹿な欲望真っ直ぐ人間は方向性を変える事で必ず成功する人の種だと考える。


まだ僕は成功がなんなのか分からないけど、限りなく経営者は馬鹿か学歴が低い人か学校や社会に居場所が無かった人が多いと僕は思います。



これからラーメンを食べる時は職人さんに感謝して食べよ笑